ブックタイトル中部印刷 環境報告書 2012
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中部印刷 環境報告書 2012
3電力消費量当社では、限りある資源を有効に活用していくために電力消費量の削減に関して各職場での節電対策をそれぞれに定め、さらに専門部会であるエネルギー削減部会では月一回、社内の巡視パトロールを実施しています。※中部印刷・西ヶ崎工場の消費量。※電力指数=消費電力÷(売上+生産高)期間消費電力(kw/h)電力指数対比2005.5~2006.42006.5~2007.42007.5~2008.42008.5~2009.42009.5~2010.42010.5~2011.43,623,7793,600,8513,767,0553,776,0003,874,5003,613,8001.4511.5131.6111.7772.1032.183100%(基準)1041111221451502011.5~2012.43,135,7003.1502172012.5~2013.42,806,5502.9352024インキ・印刷用紙購入実績●インキ当社は、枚葉インキの使用に関しても環境保全という立場から環境にやさしいインキの使用を推進してきました。環境対応型インキ(環境にやさしい植物油インキ+エコマーク付インキ)使用量は、インキ使用総量の97%以上と安定した推移となっており、取り組みの成果を上げることができました。インキの全使用量を環境対応型に切り替えるのは難しい面もありますが、メーカーの研究開発が進む中、環境によりやさしいインキ使用に積極的に取り組んでまいります。※植物油インキ石油系溶剤と乾性油の全部または一部を植物油に変えたインキ。※エコマーク付きインキ芳香族成分(アロマ成分)を含まない(1%以下)溶剤を使用したインキ(アロマフリーインキ)。●印刷用紙国の「グリーン購入法」、グリーン購入ネットワークの「オフセット印刷サービス」発注ガイドライン、日本印刷産業連合会の「オフセット印刷サービス」グリーン基準に沿った運用推進をして効果が出てきました。全体の総出庫量に対する再生紙・無塩素紙の占める割合は33.9%となり安定した推移となっております。※再生紙古紙を原料として抄造をした紙。古紙を有効に活用する再生技術が進み、今日では用途に適した紙を造れるようになりました。どの程度古紙を使用した製品であるかの配合率を数字で表記しています。※無塩素紙(ECFパルプ)ECFとは「非塩素漂白」の意味です。従来クラフトパルプ漂白には、酸素力が強く脱リグニン効果の大きい塩素の使用が不可欠でしたが、より環境負荷の小さい漂白シーケンスとして塩素を使わない方法が開発されました。それがECFパルプです。再生紙はもちろん塩素ガスを使わずに漂白したパルプから作られた「無塩素紙」、森林環境に配慮した「森林認証紙」等、環境に配慮した用紙の使用が増加しました。また、「古紙リサイクル適正ランクリスト」規格に沿った取り組みも行っており、最もリサイクルに適したAランクのシェアは、印刷用紙が99.8%インキにつきましては100%という実績でした。以上のように、当社は「グリーン購入法」、グリーン購入ネットワークによる「オフセット印刷サービス」グリーン発注ガイドライン、日本印刷産業連合会の「オフセット印刷サービス」グリーン基準に沿った取り組みをしております。また、中部印刷の購買部門を担当する中部商事(株)では、グリーン購入を推進するために「ECO ECO」という名称で全社員にメール発信すると同時に、中部印刷本社工場のボードにも掲示して、「環境」に関連する様々な情報を伝えています。09 Environmental Report 2012